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2020年2月17日 (月)

メキシコ・コスメル・セノーテツアー2020

2020.2.8~2.15WAKE UP CALL主催
メキシコ・コスメル・セノーテツアー

 

_200210_0111 _200210_0107 _200210_0109 _200210_0106 _200210_0105 _200210_0103 _200210_0101 _200210_0102 _200210_0110 2000年にOPENした石垣島の小さなダイビングサービスWAKE U CALLの20周年特別企画として、今年、遠路はるばるメキシコまでダイビングツアーを企画することになりました。
構想は、2年3か月前から始まっており、下見に来た時からずっと企画を考えて練って来ました。
この企画を建てられたのも、その時にお世話になったコスメル在住の峰子さんの尽力なしではありえませんでした。本当に感謝です。

 

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_200210_0074 _200210_0072 _200210_0071 _200210_0065 _200210_0069 _200210_0070 _200210_0068 _200210_0066 _200210_0062 _200210_0063 _200210_0064 _200210_0075 プラヤデルカルメンは、どんどん人気が上がってきているリゾートで、素敵なお店がたくさんあります。ここは、往路は素通り。バスから降りたら、まっすぐフェリーポートへ向かいます。ここで、大量の荷物の移動が大変なので、待機している人力車のようなカートを2台お願いして船まで運んでもらいます。オレンジと黄色の大きなフェリーがあるのですが、黄色のフェリーは新しくなったばかりで、コスメルまで30分で行けます。往復2300円ほど。中には売店もあり、大きく揺れることもなく快適でした。

 

_200210_0061 _200210_0060 _200210_0059 _200210_0058 コスメル島へ着いたら、ホテルまで3ブロックを歩きます。荷物はタクシー1台に乗せて、持っていけるものはゴロゴロしながら皆さんは歩いていきました。タクシーは110ドルでした。近いのに少し高いけど、大荷物なので、ありがたいです。ホテルへ到着すると、峰子さんが待っていてくれました。お互いに練りに練ったツアーなので、再開はとても嬉しかったです。ロビーでツアー中の段取りについて説明を聞いて、各々のお部屋へ。もうそのころには現地時間の22時を回っていました。次の日の朝は7時集合で、器材を持って、朝食会場へ行きます。なので、ダイビングの準備も済ませたら、就寝となりました。長い移動、皆さん、お疲れ様でした。

 

2日目

 

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P1010002_20200217221001 P1010001_20200217220901 _200210_0051 Dsc00006 Dsc00004 Dsc00003_20200217221001  _200210_0053 _200210_0052 _200210_0055 _200210_0050 _200210_0049 さて、コスメルでお世話になるダイビングショップは、ダイブハウスさん。日本人ガイドは居ませんが、英語でブリーフィングをしてくれます。トイレ完備は必須です。朝食会場の前の桟橋にボートがお迎えに来てくれて、乗り込むと、ダイビングのCカードと申込書のチェックです。ダイビングショップのあるホテルへ着くと、Cカードを提示したり、誓約書にサインをしたりしました。Cカードと、桟橋チップの1ドルは忘れられませんね。

 

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水中は、印象に残るのは、大きなホヤがすごく多いこと。少し流れもあって、沖にはマダラトビエイが登場し、嬉しかったですね。ロブスターもたくさんいます。小さな穴を通り抜けたり、砂地が真っ白だったり、面白いのは、カリブの海には、イソギンチャクは居るけど、そこにクマノミなどの魚がついていないこと。日本では見たことにないフグの仲間もいました。

 

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3日目

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夜ごはんのときにはまた、お祝いやるつもりで準備しています。

 

ただ、この1本で、最後の最後にちょっとしたトラブルがあり、Sさんが誰かが落としたウェイトベルトを猛ダッシュで拾いに行ってしまい、それが原因で、エアーも切れ、インストラクターがオクトパスでブリージングしてくれて安全停止。なかなか上がってこないと思ったら、そういうことになっていたようです。GUYの名前を聞かれ、よく、注意して話すようにと言われました。ダイビングショップに戻り、3本目に予定しているチャンカナブ公園でのダイビングも中止したほうがいいと思うということで、ご本人に相談。すぐに潜らなくていいということで、公園ではゆっくりしていてもらうことにしました。

 

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上がったら、待っていてくれたSさんが、チャンカナブ公園の写真をいっぱい撮っていてくれて、私たちの写真もたくさん撮ってくれました。明日からは淡水のセノーテなので、器材は洗わなくともいいということになり、少し水切りして、まとめます。帰り際、フルーツ生絞りで作るとても体にいいオーガニックなテキーラを使ったドリンクを注文。テキーラはショットで3杯入っているそうです。ぜんぜんガツンと来ないけど、結構アルコールは強かったようです。そこがオーガニックの証拠かもしれませんね。入れ物の陶器は、お土産に持って帰れるもので、毎日絵付けをして作っているようでした。皆さん、メキシコ、とか、コスメルという文字の入ったものを選んでいました。

 

20200211_200211_0072 20200211_200211_0071 20200211_200211_0067 お部屋に帰ると、今晩は、Kさんの200本記念もあるので、お祝いしようということになり、場所を考えていたのですが、また、小さな問題勃発。Mさんが貴重品を入れていたセイフティボックスの暗証番号を間違えるはずがないのに、3回間違えてしまい、(なので、多分設定の時に押し間違えたのかもしれません)ロックがかかってしまいました。フロントの女の子に相談すると、明日の10時まで開錠できるスタッフが来ないとのこと。明日は朝7時のフェリーに乗るので、そrデは全く間に合いません。そこで、コーディネーターの峰子さんが、機転を利かせてくれて、提携のホテルへ連絡。すぐにスタッフを派遣してくれ、夕飯に行く前に開錠する事が出来ました。これが早朝だったらもっと困ったので、逆に良かったのかもしれません。もう、今晩はセイフティボックスに入れない、とみんな誓って、自分たちも開くかどうか試しました。20200211_200211_0065 20200211_200211_0064 20200211_200211_0066 20200211_200211_0051 20200211_200211_0047 20200211_200211_0062 20200211_200211_0063 20200211_200211_0050 20200211_200211_0048 20200211_200211_0052 20200211_200211_0053 20200211_200211_0049 20200211_200211_0031 20200211_200211_0046 20200211_200211_0061 20200211_200211_0054 20200211_200211_0057 20200211_200211_0032 20200211_200211_0038 20200211_200211_0035 20200211_200211_0039 20200211_200211_0040 20200211_200211_0019 20200211_200211_0026 20200211_200211_0045 20200211_200211_0043 20200211_200211_0042 20200211_200211_0020 20200211_200211_0021 20200211_200211_0022 20200211_200211_0024 20200211_200211_0023 20200211_200211_0027 20200211_200211_0018 20200211_200211_0028 こんなトラブルもありましたが、さすが、峰子さんのおかげで解決でした。しかも、では近いところでお食事にしようということで、ホテルの目の前のイタリアンレストランを峰子さんが紹介してくれて一緒に行きましたが、すごく良いところで、まだあと2日もダイビングがあるのに、テキーラ祭りが始まりました。みなさん、とてもよくお飲みになるのは知っていますが、ぶっ飛ばし過ぎなので、びっくり。でも、200本記念も、出来、峰子さんから皆さんへのプレゼントもあり、とてもいいお食事会となりました。1800と書かれたテキーラが美味しいとも聞きましたし、ここで、試飲させてもらったDonjulio70というテキーラも滑らかで飲みやすく、古酒のような感じで、寝かせてあるもののようでした。次の日、皆さん、午後には時間があったので、ショッピングセンターで見つけて大量購入されていました。納得いくものを変えるのはすごく嬉しいですね。

 

大盛り上がりした後は、ゆっくり就寝です。明日は、早めに集合で、プラヤデルカルメンへ移動となります。

 

 

4日目

20200211_200212_0064 20200211_200212_0063 20200211_200212_0054 20200211_200212_0061 20200211_200212_0062 20200211_200212_0055 20200211_200212_0056 20200211_200212_0059 20200211_200212_0058 現地3日目の朝は、移動にも荷物が多いので、大型タクシーをお願いして、荷物だけそれに乗せてもらい、みんなは歩きながらフェリーターミナルまで移動。20200211_200212_0053 20200211_200212_0051 20200211_200212_0052 20200211_200212_0047 20200211_200212_0045 20200211_200212_0048 20200211_200212_0046 20200211_200212_0049 20200211_200212_0044 20200211_200212_0042 これが大正解でした。また、人力車のようなカート運びの方にお願いして、ガラガラのついていないものは運んでもらいました。ここで、10ドルと言われたので、「What?」と強めにいうと、6ドルにしてくれました。たかが200mもないような距離でしたので、それはちょっと、、、。フェリーの中の売店で、朝食のベーグルやクロワッサンサンドを頂きました。30分でプラヤデルカルメンへ到着です。ここでも、ホテルまでは送迎がないので、カートを2つお願いしました。1つ10ドルで10分くらいの距離を運んでくれました。この距離なら安いような気がしました。歩けない方はタクシーもありでした。

 

ホテルに到着すると、チェックインしているときにセノーテダイビングでお世話になるイグアナダイバーズさんが来てくれて、なぜか3人部屋と、シングルの1部屋だけチェックインでき、1階だったMさんのお部屋に皆さんの荷物を預けさせてもらい、出発です。

 

20200211_200212_0037 20200211_200212_0032 20200211_200212_0034 20200211_200212_0031 20200211_200212_0028 20200211_200212_0041 20200211_200212_0039 20200211_200212_0038 20200211_200212_0029 20200211_200212_003520200211_200212_0018 20200211_200212_0017 20200211_200212_0026 20200211_200212_0022 20200211_200212_0021 20200211_200212_0020 グアナダイバーズさんは、今回のガイドは、日本人のムネさん、メキシコ人のイスラエル、リリ、ドライバーにホセ、ホセの息子のブライアンでした。ブライアンが見た目は小学生みたいなのに、実際は17歳だということに皆さん驚きでした。声が高いのなんの。純朴だし、とても可愛かったです。

 

Dsc00221 Dsc00217 Dsc00216 Dsc00219 Dsc00228_20200217225701 Dsc00227_20200217225701 Dsc00223 Dsc00230 Dsc00224 セノーテは、淡水なので、ウェイトは少なめになります。2キロは引いた方がいいとのことでした。1本目は、水面で各々のガイドからウェイト量のチェックがありました。Dsc00243 Dsc00239 Dsc00238_20200217225801 Dsc00242 Dsc00235 Dsc00266 Dsc00260 Dsc00262 Dsc00251 Dsc00292 Dsc00314 Dsc00318 Dsc00322 Dsc00332_20200217230001 Dsc00326 Dsc00324 Dsc00334 Dsc00330 Dsc00268 Dsc00280_20200217225901 Dsc00279 Dsc00282 Dsc00275 Dsc00281 Dsc00283_20200217230001 Dsc00301 Dsc00296 Dsc00302_20200217230001   Dsc00233_20200217225801   Dsc00260 Dsc00262 Dsc00251 Dsc00269 Dsc00272_20200217225901 1人のガイドが4人までしか連れていけないというルールがあるのだそうです。ポイント名は、エデン。セノーテというのは、聖なる泉というマヤ語だそうです。セノーテに潜るには、最初にこのエデンを潜り、次にタージマハを潜らないと、他のセノーテには潜れないとのこと。ですが、エデンが一番光がさして感動した方が多く、1本目で皆さん心を撃ち抜かれていました。全員のセノーテの光をバックに写真を撮る事が出来ました。フラッシュでは効果がないので、ライトを駆使しました。広角のライトを用意していって本当に良かったと思いました。

 

20200211_200212_0023 20200211_200212_0025 20200211_200212_0027 20200211_200212_0024 Dsc00430 Dsc00434 Dsc00436 Dsc00428 Dsc00421 Dsc00437 Dsc00440 Dsc00444 Dsc00431 Dsc00375 Dsc00383_20200217230301 Dsc00384_20200217230301 Dsc00392 Dsc00354 Dsc00403 Dsc00408 Dsc00418 Dsc00427 Dsc00420 Dsc00364 Dsc00353_20200217230301  Dsc00334 Dsc00324 Dsc00362 Dsc00341 Dsc00349_20200217230301 そして、休憩には、イグアナダイバーズの米本さんが作ってくれたチーズケーキがとても美味しく、優しさを感じました。2本目は、少し移動して、タージマハで潜ります。タージマ=クリアな、HA=水という意味があるそうです。その名の通り、とても水が綺麗でした。最終日に観光客がよくいくセノーテにも行くし、生贄を捨てたセノーテもあると聞きましたが、まったく透明度はなく、タージマハの綺麗さは格別です。いくつかの光の差し込む穴や、大きな空気のすえるドライケーズがあり、少し休憩しました。一度水面に上がると耳が抜けにくくなるという現象が起きるのですが、娘のKが、それにかかっていたようです。それでもゆっくり潜らせてもらうことで、クリアしました。宮古島の地形で、研修生のころ、よくそういう風になっていたなぁと思いだしました。

 

20200211_200212_0008 20200211_200212_0007 20200211_200212_0004 今日は2本。上がったら、20周年記念だと言う事を知っていてくれて、イグアナダイバーズさんからお祝いのビビンバを用意していただきました。そのままでも美味しく、挑戦者は、ハバネロをかけてヒーハー言いながらいただきました。潜った後にビールがふるまわれるのも、メキシコらしいなと感じました。ホテルへ戻って、荷物を片付け、シャワーしたら、皆さん買い物へ。私は前の晩ねていなかったので、仮眠を取って、水中写真をグループラインとWAKE UP CALLスタッフルームラインへ保存。何かあって、パソコンが壊れたとか、なくしたとか、あっても、大丈夫なように何事も先手必勝です。安心したら、スーッと枕に沈み込んでいました。

 

2020211_200217_0093 2020211_200217_0095 2020211_200217_0096 2020211_200217_0004 2020211_200217_0006 2020211_200217_0003 2020211_200217_0002 2020211_200217_0001 2020211_200217_0097 夕飯は、ガイドのムネさんが連れて行ってくれるということで、予約しておいてもらい、お腹がすいて電池切れだというMさんと、Yさんは、お部屋でショッピングセンターで買ってきたお弁当を食べるということで、キャンセルし、その他の皆さんは、少し歩いて10番ストリートへ。プラヤデルカルメンは分かりやすい地図でできていて、京都のように碁盤の目のよう。横の道は5番、10番、15番、と、5の倍数で、縦の道は、2の倍数。ショッピングセンターは25番と30番の間にあり、5番の道が栄えていて歩くのに楽しい、など、色々教えてもらいました。皆さんが真っ先に向かったのは、それでも、ショッピングセンターでした。安く、良いものをゲットできたようです。10番ストリートもオシャレで、シアターなどもありました。夜遊びも楽しそうです。シアターの目の前にあるボビーノというお肉の食べ放題のお店にやって来ました。また、凄く素敵なたたずまいです。入口のお姉さんも美人で、野菜やスープやデザートなどはバイキングでとり放題。お肉も食べ放題といっても、長い串に刺した焼き立てのお肉を店員さんが次々とお皿の横に来て、切り取ってくれて、それぞれに渡されてある肉ハサミでとって、自分のお皿に、というシステムのようで、これが、手元にあるカードをひっくり返して意思表示してもどんどん来る。もう、食べきれないし、間に合わない、そんな感じでした。ですが、とても楽しい時間。メキシコのアラチュラというお肉は、ハラミですが、一番おいしくて、柔らかくて味わいがある、とのことで、人気でした。ワインも白から赤から、たくさん飲んで、マンゴージュースや、カクテルも目の前で作ってくれるなどのパフォーマンスもあり、楽しませてくれました。ここで、男気発動!なんと、Sさんが全額カード払いでどーんと!ありがとうございます。ご馳走様でした。

 

帰ったら、大人しく寝た人もいるし、もう一軒出かけて行ったメンバーもいました。地元のローカルのお店でテキーラ祭りが始まりました。たくさん飲んだなぁ。テキーラは、とっても体にいいような気がします。消毒というか、、、勝手な個人的な解釈ですが。コロナウイルスも流行っているので、ちょうど良かったような気がします。あくまでも個人の感想です。

 

5日目

20200212_200213_0036 20200212_200213_0037 20200212_200213_0030 20200212_200213_0031 20200212_200213_0034 20200212_200213_0033 20200212_200213_0027 20200212_200213_0029 寝たら、セノーテ2日目です。今日は、3本潜って、シルクドソレイユにも行きます。なので、ダイビングの方も少し準備を急ぐなどの工夫が必要です。やって来たのは、ドスオホス。ドスというのは、二つ、という意味、オホスというのは、目という意味だそうです。ここは、一番有名なグランセノーテに繋がっているセノーテで、世界最大のセノーテ、350キロもの長さがあるそうです。ここで、右回りと左回りのコースで2本潜ります。1本目は、バービー人形のあるバービーラインへDsc00500 Dsc00504_20200217231101 Dsc00494_20200217231101 Dsc00485_20200217231101 Dsc00478 Dsc00498_20200217231101 Dsc00466 Dsc00474 Dsc00471 Dsc00469 Dsc00452 Dsc00451 Dsc00464 Dsc00447 Dsc00455_20200217231201 Dsc00450 Dsc00462Dsc00606_20200218065401 Dsc00607_20200218065401 Dsc00598 Dsc00594 Dsc00605_20200218065401 バービー人形が裸で、ワニに食われている感じ。ちょっとカオス。。。まぁ、テックダイバーのやる事ですから、、、というガイドのコメントでした。その他、感想は、水中鍾乳洞がメインだな、ということ。時々穴があって、光がさしていましたが、セノーテ初心者にとっては、光が多い方が印象はいいかもしれません。  Dsc00568 Dsc00605 Dsc00592 Dsc00615 ドスオホス2本は、飽きてしまった、という意見が多かったです。次への課題にしたいと思います。ですが、私も初めて潜ったドスオホス、いい経験になりました。
そして、最後に、ニクテハで潜ります。まだ、新しいセノーテだそうです。水深は、5mしかなく、ハスの葉が生えています。意味は、花の水という意味だそうです。Dsc00639 Dsc00632 Dsc00635 Dsc00614 Dsc00610 Dsc00640 Dsc00631 Dsc00612 Dsc00611 Dsc00609 Dsc00619 水槽の中に自分たちがいるような景色を楽しめます。ですが、浅いのと狭いのとで、中性浮力が難しく、なかなか水底の泥室の砂を巻き上げないというのが困難。ここは少しレベルの高いセノーテだなと感じました。それにしても、バラエティに富んだセノーテを5本、楽しませていただきました。20200212_200213_0024 20200212_200213_0020 20200212_200213_0022 20200212_200213_0023 20200212_200213_0021 20200212_200213_0018 20200212_200213_0016 20200212_200213_0014 20200212_200213_0008 3本潜ってからお昼ご飯だったので、もう、お腹はペコペコでした。ホセと、米本さんが手作りしてくれたアボガドとトマトと玉ねぎのみじん切りに塩で味付けしたペーストは、用意してくださったサンドイッチに挟んでもいいし、揚げタコスに挟んでも美味しかったです。アボガドの酸化を防ぐためにアボガドの種を入れておくのだということを知りました。その情報は、とても有意義ですね。女性陣はみんなそのことを知れたことに感激していました。ドスオホスの公園には、そこら中にイグアナがいるのですが、キンタナロー州ではイグアナは食べてはいけないそうです。そんな小ネタも教えてもらいました。ムネさん、イグアナ大バーズのみなさん、色々お世話になりました。早めにホテルへ戻れたので、器材を乾かす時間も長くありましたし、ありがたかったです。まだ、買い物に行けた方もいたようでした。
Dsc00645 Dsc00646 Dsc00642 シルクドソレイユへのお迎えは、16時30分。それまでに少しだけ皆さんオシャレしていきます。娘のKも、Rさんにお化粧してもらって、可愛くなっていました。45分くらいでドライバーのホセの車で会場へ到着。途中、ビールを買わせてもらったりしました。開演は18時で、集合時間は17時15分でした。余裕をもって来たので、会場入り口の前のバーでみんなで1杯飲んで、乾杯です。せっかくの贅沢なので、写真もたくさん撮りました。そして、ここでも、今度は、男前Mさんのお支払いで飲ませていただきました。ありがとうございます!メンズはカッコいいですね。

 

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Dsc00651 20200212_200213_0038 20200212_200213_0108 20200212_200213_0093 20200212_200213_0063 20200212_200213_0050 20200212_200213_0045 20200212_200213_0042 20200212_200213_0055 20200212_200213_0058 Dsc00686 Dsc00725 Dsc00656 Dsc00672 Dsc00655 Dsc00652 Dsc00647 Dsc00667 Dsc00657 Dsc00671 Dsc00679 Dsc00678 Dsc00664 Dsc00677 Dsc00661 Dsc00703 Dsc00695 Dsc00689 Dsc00669 Dsc00666 Dsc00688 Dsc00687 とてもアメージングな空間で、楽しい贅沢な時間を過ごさせてもらいました。講演が終わると、売店でお買い物。皆さん、可愛い柄のセームや、被り物、ぼうしなどをゲットしていました。帰ったら、次の日の朝はもう出発なので、荷造りです。器材もしまって、重さも23キロにしていきます。

 

6日目

20200215_200217_0099 20200215_200217_0100 20200215_200217_0097 20200215_200217_0095 20200215_200217_0098 20200215_200217_0094 20200215_200217_0093 20200215_200217_0091 20200215_200217_0092 20200215_200217_0090 最終日は、夕方の便なので、それまでただプラヤデルカルメンをプラプラする、という手もありましたが、20周年特別企画ですので、1988年に世界遺産に登録されたチチェンイッツアと、セノーテイキルへ行き、カンクンの空港へ送ってもらうツアーをお願いしました。もちろん、皆さんに意見を聞いて、ですが、疲れたけど、観光を入れて良かったと思います。すごく勉強になりました。そして、世界史で習うだけでは興味の湧かない実際の目で見て足で歩いた世界遺産は、とても印象に残りました。毎日毎日濃い経験をしています。ガイドは、みどりさん。6年前に移り住んだそうです。プロレスが大好きなマヤ文明フェチの小柄で素敵な女性です。世界遺産観光の要はみどりさんでした。とても詳しく解説していただき、皆さん興味津々でお話を聞いていました。同行した、現地人のディエゴも、時々いなくなっていたけど、重要な役割をはたしていました。何年か前に、チチェンイッツアの話だとは知らずに映画を見たことがありました。それは、生贄になる者の狩りをされる側の物語でした。村は惨殺され、燃やされ、それはひどいシーンが多くて、見ていられなかったのですが、最後は、逃げて、ハンターに仕返しをする、という物語でした。
20200215_200217_0085 20200215_200217_0086 20200215_200217_0084 20200215_200217_0082 20200215_200217_0081 20200215_200217_0080 20200215_200217_0087 20200215_200217_0083 20200215_200217_0089 20200215_200217_0088 20200215_200217_0072 20200215_200217_0079 20200215_200217_0077 20200215_200217_0071 20200215_200217_0070 20200215_200217_0076 20200215_200217_0078 20200215_200217_0075 20200215_200217_0073 20200215_200217_0074 その映像も残っていたので、当時の情景が目に浮かぶようでした。娘のKは小さいころ霊感が強かったので、こういう場所は大丈夫かなと心配になりましたが、聞いてみると、頭が串刺しになった彫刻のある場所で、見られているという感覚があって、だいぶ遠くから、まだツォンパントリについての解説が始まる前に顔だと気づいて、私に何度も、そのことを話してきたので、感じていたんだと思います。私は、とにかくビュービュー吹く風がちょっと普通に感じないなと思いました。

 

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遺跡の神域に入る前に、いくつかの木を紹介してくれました。チコサボテはチューインガムの木で、セイバは御神木、地下に天国があり、生贄になった人は直接天国へ行ける、神族は直接天国へ行ける、ハンターなどは行きやすくなるのだそうです。それを信じ、このような生贄の儀式が繰り返されてきたようです。輪廻転生を信じていたようです。

 

20200215_200217_0042 20200215_200217_0036 20200215_200217_0035 20200215_200217_0037 20200215_200217_0040 20200215_200217_0041 20200215_200217_0038 20200215_200217_0064_20200218070501 ピラミッドは、底辺が55m、高さ30m、傾斜45度、ですが、中には、もともとのピラミッドがあり、高さは17m。それを覆うように少し角度を変えたのが今の見えているピラミッドのようで、南北に17℃傾けると光の光度の光輪現象が訂正され、春分の日と秋分の日に見られることが分かったようです。他にも、頭の良いマヤの人々は、このピラミッドをカレンダーと同じような役割になるように作っていて、階段は91段、×4面で、364日、プラス1日で365日というところからも、カレンダーの意味を持っていることが分かるそうです。
北側が正面で、数十年前、ここの警備員が発見したのが、春分の日と、秋分の日に現れる影が、階段の傾斜に沿って7つの波打つヘビを映し出していたこと。9段の影が出来るけど、最初にある2段は映し出されないことを計算されていたこと、光の先には頭にククルカンの頭が位置していることなど、計算されつくされていて、その話には鳥肌が立ちました。そのことが分かったのも、まだまだ最近だったんですね。

 

神殿は他にもあって、戦士の神殿は生贄の心臓を乗せるチャックモールがあり、チャック=血、モール=爪、(その他にも由来の説はあるようです。)それを見るための王様が座る台座はジャガーの椅子でした。
金星台は、明の明星、宵の明星を表す模様が金星を意味しているという説明もありました。古代のマヤの人たちは、ロープを地面に平行にした木の棒から垂らし、マルを作り、その中に金星を配置していたようです。その様子が模様として彫刻されていました。こういうことは、ガイドさんなしでは知りえない情報でした。

 

足元に植わっていたアロエのように見える植物で、エネケンという植物に関しても、エネケンから繊維が出て、麻の紐にしていて重要な資源だったという話もありました。

 

ワシとジャガーの祭台では、みどりさんの見解では、ワシはいなくて、ハゲタカなのではないか、と。彫刻をみても、どう見てもハゲタカでした。ユカタン半島にワシはいないこともあり、ククルカンの神様の別の姿の鳥というのは、ハゲタカとジャガーだったと思われる、とのことでした。なので、生贄の心臓をハゲタカに食べさせ、飼っていたジャガーにも食べさせていたようです。だんだん、気がめいってきた、というMさん、私も、そう思っていました。そういう神の中の神、王の中の王というのが、存在したんですね。ジャガーの神殿もありました。

 

この話を一通り聞いていた娘のKが、ぽそっと、「これ、どらえもんでみたことある」と。帰ってから調べてもらうと、地底の国探検ドラえもんで、描かれてたそうです。

 

球戯場は、遺跡の中では最大で、ゴムでできた重いボールを腰に当ててサッカーのような球技をしていたようです。球戯場の壁には穴が9つ開いていて、生贄の捕虜を捉えていたところで、2人づつ入ることから、1階の球戯で18人が生贄になっていたのではないかという事でした。負けた方が生贄になるという説もあるようですが、そもそも子孫繁栄に困っていたので、部族から生贄に出すということはあまり考えられない、というのが現代の見解のようです。なので、ハンターがいたのでしょうね。音を反響するように作られている神殿や球戯場は、音の反響の原理を使って、民衆へのマインドコントロールを行っていたものと思われるそうで、ますます独裁的で残忍な王族の体制が見えてきます。

 

世界遺産のガイドが終わると、どっと、重い気持ちになっていましたが、もう一度、数年前に見た映画を思い出して、同行した皆さんにもお知らせ出来たらなと思いました。そして、娘のKのいうドラえもんも日本に帰ったら見てみたいと思います。藤子不二雄先生はやはりすごい人ですね。

 

20200215_200217_0033 20200215_200217_0032 20200215_200217_0031 20200215_200217_0022 20200215_200217_0029 20200215_200217_0020 20200215_200217_0016 20200215_200217_0017 20200215_200217_0018 20200215_200217_0034 20200215_200217_0013 20200215_200217_0014 20200215_200217_0012 さて、その後は、こちらも私は初めて訪れるセノーテイキルへ。ここで、汗を流して、お昼ご飯を食べて、カンクン空港へ送ってもらってツアーは終了となります。私たちはダイバーで、綺麗なセノーテに入らせてもらっているので、イキルはインスタ映えしますが、水は綺麗だと思えませんでした。観光客向けですね。(ダイバーが観光客でないとは言いませんが。)入る方も、お土産買って待っている方もいました。
20200215_200217_0010 ここから、2時間くらい走らせてカンクンへ。ここで、最後のトラブルです。みどりさんが通訳してくれて、チェックインも良かったのですが、なんでも、メキシコシティから成田の便がスタンバイになっていると。けど、予約はちゃんとしてあるし、席までとってあるし、よく意味が分からない。結局、メキシコシティで言われたのは、パイロットが来たら、OKだったと。それも意味が分かりませんが、パイロットの体調不良で、代わりの人が見つかったのか、何なのか、とりあえず、名前を呼んで新しいチケットを発券してもらうまでは気が気ではありませんでした。最後のお買い物を楽しまれた皆さんもいるし、ずっとカウンターで持っていた人もいるし。私は離れられず、目の前のショップだけ見て、バックになる粋なパーカーを買い、すぐに娘のKに奪われましたが、機内がクーラーで寒かったので、ちょうど良かったです。

 

20200215_200217_0011 20200215_200217_0009 20200215_200217_0008 20200215_200217_0007 20200215_200217_0003 20200215_200217_0001 さて、また、14時間ほどをかけて、成田へ戻ります。成田到着は、早朝6時過ぎ。さすがに疲れましたが、席に着いたら、すぐに寝てしまいました。機内食もほとんど食べずに、眠さに負けました。しばらく寝れたので、後半からは、ブログの記事をパソコンの電源があるまで書き、なくなったら、機内取り付けのモニターでビデオを見て、時間を過ごしました。地球半周の長旅、疲れましたが、沢山の思い出で、いっぱいです。成田では、みんなで税関を通過、「家族ですか?」と聞かれ、「はい」と答えました。

 

20200215_200217_0102 解散後は、郵便局前で荷物を20キロにすることに専念。帰りの石垣までのピーチで荷物追加が出来なかったらゆうパックで送ろうと思っていましたが、手続きが出来たので、一緒に郵便局まで行っていたKさんともお別れし、出発までの時間を過ごします。終わってしまうとあっという間でしたが、構想まで2年3か月、やりきりました。行く予定だったけど行けなくなったお二人もいたし、構築までいろいろありましたが、皆さんが無事に旅行を終えて帰ってこれて、一安心です。

 

20周年特別企画のメキシコ・コスメル・セノーテツアーにご参加いただき、ありがとうございました。さーて、思い出アルバム頑張って作りますよー。待っていてくださいね。そして、ホームである、石垣島でも、また、皆さんのお越しをお待ちしています。ご参加、ありがとうございました!!!

 

 

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コメント

素晴らしい映像と、こまめな文章で楽しい気分です

投稿: FUJIWARA KIYOSHI | 2020年2月18日 (火) 08時22分

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