パラオツアー2015
2015年パラオツアー
毎年組んでいるパラオツアーが始まりました。今年で5年目となります。そろそろ渡航履歴が多すぎて、入国審査に引っかかる?などと思いながらの今回、参加してくださったのは、WAKE UP CALLきっての常連様のお二人です。ずいぶん前から石垣島で潜ってくださっているお二人。おなじみのお客様です。
集合は成田空港第一ターミナル北ウィングCカウンター。
私は石垣島から那覇経由で出発し、羽田から乗ろうと思っていたバスに乗れず、大遅刻!
ほんとにすみません!でしたので、旅行会社にお願いしてカウンターには連絡を入れていただき、お二人には大分待ってもらったのですが、チェックインは無事終了。預ける荷物と手荷物と、トラブルもなく、飛行機に乗り込むことが出来ました。
しかし!3人で申し込んでいるのに、なぜかお一人だけ席が離れている…帰ったら、軽く旅行社にクレームかな。。。でも、私とOさんはべらべらと4時間は話し続けたのにで、一緒にいたら、疲れさせちゃったかもと思うので、まぁ、いいとします。
8:20に成田を出発し、4時間30分でパラオのコロール空港へ到着。湿度が多い生ぬるい空気に、預けた荷物が結露するくらいでした。そこからは、バスで今回の宿泊先のCOCOROホテルへ。空港からは一番最初に到着。
ちょっと古い宿ですが、宿としての機能はとてもよく、快適。なんといっても、ちょうどいい量で出てくる朝食が美味しかった。タオルの貸し出しまで用意してくれているところなども○。
初日、集合時間は8:10。なので、朝食が7:00からなので、寝不足ですが、ご飯を食べて、準備をして、ホテルの前へ。
今年もいつものブルーマーリンさんへお世話になります。ホテルから15分ほどでショップに到着。ウェイトベルトを用意して、ジェリーフィッシュレイク許可証を用意してもらって、ボートに乗り込みます。椅子が船首向きの設置されている快適なボートは船外機で一機225馬力もあるので、スピードもかなり出ます。
でも、今日は北東の風が強いということで、気を付けながら走らせてくれました。操船が上手なので、寝不足を解消するべく、居眠りしながらの移動。気持ちいいなぁ。さて、ポイントは1本目、ジャーマンドロップフ。最終的にはジャーマンチャネルへ到達するというコース取りです。
ガイドを担当してくれたのは、ひろみさん!9月からブルーマリンさんへいらしたそうです。
その前にはバリにいたのだとか。パラオに居つく予定だと言っていました。はきはきとしたとてもいいガイドさんでした。日本人ガイドが付いたのは初めてで、今まではパラワンのガイドさんで、とても味があったのですが、ひろみさんも、マクロも紹介してくれて、丁寧でした。結構、水深深いなぁとは思いましたが(笑)。そして、北里大学の大学一年生だという研修正のれんくんが、アシスタントで一緒に潜りました。アシスタントと言っても、今日はお休みの日なんだそうですよ。2か月、パラオを勉強するそうです。愛嬌のいい、可愛い青年でした。
肝心の水中はというと、日本ではお目にかかれないカニハゼ登場にテンション上がりました。
そして、期待していたナンヨウマンタも登場。クリーニングステーションとなっているところは、そこかしこでいろんな魚たちがホンソメワケベラにクリーニングしてもらっていて、癒されているようでした。
スカシテンジクダイの群れがいるところには、大きなサラサハタ!1本目にして、大満足な1本となりました。ハマクマノミも、石垣島とは少し色が違うみたいでした。パラオでは4種類のクマノミ類が生息しているのだそうです。
2本目は、休憩した後、ニュードロップオフへやってきました。今日はうねりが高く、水面は大きなうねりで揺れています。集合は浅瀬では底うねりがあるのでということで、沖側へ。ドロップオフはスコーンと落ちていて、壁にはソフトコーラルなどがぎっしりです。魚の数は半端なく、何もかもが群れています。ハナゴイの群れや、オグロメジロザメもうようよしていて、ユメウメイロの群れが、途切れることなく、インドオキアジのアジ玉、日本では見れないオレンジフィンアネモネフィッシュ、ヨスジフエダイの塊、アカネハナゴイやバートレットアンティアスは、黄色とピンクの綺麗な魚でした。写真のものは、雌なんだそうです。見慣れないハナゴイの仲間に釘づけになってしまいました。
いったん、無人島に船を停めて、お昼御飯です。プルコギ弁当を用意してくれてありました。この無人島には、旧正月で中国人がたっくさん!こんなに人がいるのを初めてみました。
混んでいるので、ここはそそくさと出発して、ショップに戻り、ここまでの2本のログ付をし、3本目のリクエストはショップからほど近いシャンデリアケーブです。
真っ暗なケーブの中には、天井から鍾乳洞が降りて来ています。
ライトがあるので、明るく、怖いというイメージはありません。
水底には砂しかないので、中層を進んでいきます。途中途中水面に顔を出して、休みながら鍾乳洞を楽しみます。帰りも、ゆっくりと地形を楽しみながら戻り、出口に来ると、青の洞窟のような光が幻想的で本当に綺麗です。
ケーブの外に出ると、パラオのマクロ天国!日本では見たことのないセグメンテッドブレニー、マンジュウイシモチはいっぱい、カニハゼ、ニシキテグリと、飽きることなく楽しめました。
寝不足で、みんなお疲れでしたが、たくさん遊んで、いっぱいで会えて、スタッフのひろみさんやれんくんも素敵で、楽しい一日となりました。
ホテルへ送ってもらい、今日はホテル近くのイタリアンで夕飯を食べ、早く寝ようとなりました。ビール1杯飲んだらみんな眠気が。。。しかも、量が多くて~食べきれないほど。ご飯は残さない主義なのですが、少しだけお残ししてしまいました。
美味しかったんですけどね。
店を出るときに、お店の人が、「ご馳走様でしたー」って、行っているのが面白かったです。一生懸命日本語使ってくれようとしているところが花丸。けど、そのセリフ、こっちのセリフなんだよねーん。笑わせてもらいました。
歩いての帰り道。ちょっとCOCOROホテルは距離があります。明日は無料送迎サービスなどを利用して、歩かずに済む方法を考えようと思います。さて、ホテルに着いたら、今日は寝るぞー!!みなさん、早い時間からぐっすり寝ることができ、明日のダイビングはもっともっと期待できそうですよ。お疲れ様でした!!
夜が明けて、パラオツアー2日目今朝もお迎えのお時間は一緒なので、朝ごはんは7時に集合して、いただき、8:10の迎えの送迎車に乗り込みます。
希望しているのは、やはりブルーコーナーとブルーホールです。昨日はこの2大ポイントに行けてないので、今日はガイドさんに会った時から、「行く」と聞いて、テンションも上がります。良く休んで、頭も爽快になっているし、楽しみですね。
午前中は、2本潜り、ダイビングショップツアーの特権を生かして、3名と人数も少ないのに、リクエストしたのがジェリーフィッシュレイクとミルキーウェイです。
オプションで行くと時間がないし、お金も高い。なので、ダイビング後に行くのが一番です。わがままを聞いてくださって、小さめの貸し切りボートを用意してくれました。
本当にありがたいです。ポイントまでは遠いので、しばし居眠りタイム。
あんなに寝ても、また、寝れちゃうんですね。それに加え、可愛いガイドのひろみさんとひろみさんについてを話しました。転々としていたのに疲れたから、ブルーマーリンさんには腰を据えてガイドとして頑張ると聞き、また、遊びに来なくちゃなと思いました。そうこうしているうちに、ポイント到着。
1本目は、世界中の皆さんの憧れであるブルーコーナーです!潮はあまり流れていませんでしたが、入るなり、ギンガメアジが群れ、アカモンガラが群れ、ユメウメイロが群れ、もう!最高です!イソマグロやインドオキアジの群れ、オオメカマスの群れ、Iさんが会いたいと言っていた雨の仲間であるタイマイがいて、Oさんの好きなモンガラカワハギがいて、ネムリブカや、オグロメジロザメ、なついているナポレオンには大接近。
最後には浅瀬にブラックフィンバラクーダの群れ!大迫力でした。安全停止をしっかりして、お迎えのボートを呼びます。お腹いっぱい~☆楽しかったぁ~☆
うねりのないところで休んで、潜水計画を立ててから、2本目はブルーホールへ。
ダイナミックな地形と、パラオマクロを楽しんでいきます。スミレナガハナダイのコロニーや、ライトを照らすと光るウコンハネガイ、ニチリンダテハゼ、ベンテンコモンエビ、ハナミノカサゴ、とっても綺麗だったのはフチドリハナダイ。
石垣島ではあまり見かけないので、興奮して、何度も写真を撮ってしまいました。ここも楽しかったですねー。
曇りだったのが少し残念ですが、ブルーはとっても綺麗でした。お昼ご飯を食べるために無人島に上陸して、休んでから、ジェリーフィッシュレイクへ。
今日の無人島はとても空いていて、ゆったりと出来ました。記念写真もばっちり。ジェリーフィッシュにはいくつか特徴があるらしく、傘の上の部分にベンツのような三角マークであれば足が6本、十字であれば、足が8本、星型であれば、足が10本、雪印マークであれば、足が12本なんだそうです。
このひろみさんから教えてもらった豆知識で、ぼけーっとタコクラゲの中を泳いでいるのと違って、探す作業を+。
いたいた!雪印とベンツを発見しました。
確かに、足もその通りの数あり、間違いなさそうです。面白いですね。
特に雪印が珍しいんだそうですよ。ボートが停泊する桟橋から、一山超えて湖へ行くので、ちょっと大腿四頭筋がぷるぷるいいましたが、いい運動になったかもしれないですね。ジェリーフィッシュレイクも満喫!
その後は、最後に立ち寄るミルキーウェイです。ここではウェットスーツも脱いで、水底のクレイを体いっぱいに塗っていきます。
髪の毛にもいいらしいと聞き、ペタペタ。楽しいですねー。最後には海へ飛び込んで、泥を落としていきます。これがまた気持ちよくて~☆貸し切りだったので、なーんの音もないエメラルドグリーンのミルキーウェイの水面に浮かんで、リラーックス。
ほんとに気持ちが良かったです。ショップに帰ると、今回のツアーはダイビングできるのが2日間なので、とても短く感じます。名残惜しいですが、スタッフの皆さんとお別れして、ホテルへ。とても楽しいひと時をありがとうございました。また、潜りに来ますね。小耳にはさんだ話、台湾からもこれるとのこと、であれば、石垣島からは結構近いです。子供たちを連れて、来てみようかな。それでうまくいけば、那覇から台湾経由のツアーを組んでも面白いかもしれませんね。旅は、ほんとに自由で、面白い!
シャワーして、準備が整ったら、19:00にレストランにお迎えをおねがいしてあります。
今日はツアーの特典でお一人20ドルのお食事券があるので、それを使い、ワンドリンクサービス券も使い、送迎サービスまでしてもらって、お得にディナーですよ。アンティアスカフェさんへやってきました。2階の席を用意してもらって、雰囲気抜群。お料理も、野菜のフリッターや、ひろみさんオススメのアンチョビフライドポテト、魚のカルパッチョ、などをいただきました。もう一品、、、と思いつつ、その腹をデザートへ。これが正解で、デザートもとても美味しい!プリンやアイスシュークリームを頂きました。すべてに大満足ですね。明日は、ドルフィンツアーに行く組と、滝ツアーに行く組とに分かれます。なので、朝食は一緒にとって、そこでお互いが終わった後の集合場所などをだいたい考えて…こういうのも楽しいですね。明日も、思い切りパラオを満喫したいと思います。今日もゆっくり休みましょうね!お疲れ様でした☆さて、最終日の朝となりました。
朝食を30分遅らせて取りに行き、少しずらせば空いているねということが最終日で分かりました。3日間とも、微妙にですが、メニューも変わり、美味しくいただきました。今日はみんなダイビングではなく、オプショナルツアーに出ます。
Oさんはガラスマオの滝1日ツアーに参加、私とIさんはドルフィンファンタジーさんの午後からの半日フリーダイビングコースに申し込みました。午前中がぽっかり空いてしまうので、2人は町へ買い物に行くことにしました。8:30お迎えのOさんのツアーの車に便乗させてもらって、WCTCという一番大きなスーパーの前で下してもらい、まだどこのお店も空いていないので、ちょっとうろうろとしていると、郵便局が開いている!ということで、立ち寄ってみることに。すると!大きなパラワンが一人、カウンターに座っていて、展示してあるものは過去のもので、ファイルがあると見せてくれました。
膨大なファイルの中には、オバマ大統領や、ローマ法王、ダイアナ妃など、面白い切手シートがいっぱい。
中でも、やはり私たちが興味を持つのは海の切手シートで、おしゃれで飾っておけるようなものも種類が豊富。さっそくゲットしました。思い付きでふらっと入った郵便局でしたが、ぜひお勧めです。お土産屋さんで売っていたのは、8ドルほどになっていました。郵便局で買ったほうがお得ですね。
そんなこんなして、10時を待ち、ようやくお店も開きはじめました。お目当てだったのは、ルーというブルーマリンさんの系列のお土産屋さんでセンスのいいTシャツが売っていて、ココナツかき氷が有名なところ。
店内を物色して、タカセガイのアクセサリーやキティちゃんダイバーのキーホルダーなどをゲット。
そして、やはりかき氷は外せないので、のんびりしていたら、1時間もお店にいたことになっていました。美味しいし、休めるし、いいお店です。少し急ぎながら、近くのお店も見て回り、一軒だけ行きたいところを残してホテルへ帰るところを、たまたま通りかかったタクシーに声をかけると、5ドルで行ってくれるということで、お願いして、時間も間に合いました。タクシーに乗る前にはお昼ご飯を食べなくてはいけないので、ハンバーガー屋さんでファーストフードらしからぬ時間のかかりようで、ちょっと困りましたが、結果、タクシーが拾えたので、ホテルで食べる時間が出来ました。ほんとにタイミング良かったみたいです。12:10にドルフィンパシフィックへ向かい、お願いしていたタクシーが来て、12:50には港を出航。
約5分で近くの島まで到着し、さっそくイルカたちが見えてきました。日本の和歌山から連れてこられたバンドウイルカなんだそうです。
とても賢く、良くしつけされています。
今月10日に赤ちゃんが生まれたばかりだということで、建物の上から見えました。
鞄くらいの大きさのとってもかわいいイルカの赤ちゃんが、お母さんに伴走されて、泳ぎを教わっています。それも感動でしたが、もう一匹、不可解な行動を起こしているイルカがっ!雌イルカのアリエルがタイマイの赤ちゃんを頭にのせたり、背中に乗せたり、呼吸穴の上にわざと乗せてぶほっぶほっとやってみたり、ひっくり返したり、ひれに乗せたりと、完全におもちゃとしています。
ほんとに可愛いのですが、タイマイの赤ちゃんは逃げるのをあきらめて何だかぐったり。気力が抜けています。もう少ししたら、トレーナーさんたちが引き離し予定なんだそうです。
そんな面白い場面にも出会え、たくさんの説明と、最後にはフリーダイビングで唯一雄の大きな体をしたJとたくさん遊ぶことが出来ました。今日は昨日までと違い、晴れて温かく、風もあまりないので、水中も気持ちいいし、最高でした。
また、会いに来たいな。イルカくんたち、ありがとう。
帰りは、荷物だけはホテルまでお願いして、自分たちは行きたかったスーパーの一つの前に下ろしてもらい、2階へ。
いろいろ話して物色していると、滝ツアーに出かけたOさんも、ここへ。
偶然!結局はみんなが揃いました。ここで、お目当てだったのはロングフィンです。種類は3つしかなく、足のサイズに会っているのが2つあったので、ガイド用の少し短いものと、フリーダイビングに使いたいので、ロングフィンの2本をゲット。それを運ぶためのリュックや、目に留まったぴんときたものを今年も買い物しました。
一番好きなお店です。去年は迷彩柄のスーツを買ったけど、男性用なので、結局レンタルとなりました。
子供用のマスクも可愛くて本格的なものをゲット。
満足です。帰りは、そんな荷物も背負いながらの歩いてホテルだったので、ちょっと遠いけど、3人で話しながら行くと、すぐでしたね。楽しい楽しい。
それぞれの部屋でシャワーして、荷物を梱包して、集まったらログ付して、19:00から高級レストランを予約していて送迎が来るので、その車で丘の上のレストランへ。
遠いけど、綺麗な来るまで迎えに来てくれて、他とは全くレベルが違います。
すごい、高級感!お店も、かなりリゾート気分を楽しめました。
やはり、日本人経営なんだそうです。
サービスが違うなと思いました。
お料理もとてもおいしいし、大きなワインセラーもあって、白ワインのボトルをあっという間にあけました。デザートのサービスもあり、素敵なひと時を過ごし、パラオツアー2015年のいい締めくくりとなりました。
朝は2:00にロビー集合なので、仮眠を取っていきます。ギリギリに起きて、バスで空港へ。ここで、パラオの空港は出国手続きまで結構待たされます。荷物はきっちり23キロまでなので、そこは計りに乗せて厳しい。
追加料金も高いので、皆工夫しています。
ダイビング器材が重いから、23キロにしろというのはなかなか難しいので、機内持ち込みするしかないですね。でも、機内へは結構な量でしたが、意外と何も言われずにスムーズで安心しました。
帰りの飛行機は、行よりもぐっすりと眠ることが出来ました。なので、あまり疲れずに成田へ帰ってくることが出来ましたよ。今回のツアーでの水ちゅやりくの写真をみなさんの携帯やSDカードにコピーしたので、思い出もきっちりと一杯持ち帰りです。家に帰るまで、お気をつけて!また、皆でどこかへ行きたいですね。そして、石垣島では、いつでもお待ちしています!ありがとうございました~☆☆☆
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